ねじピッチ計算

ねじのピッチを実測長さと山数、またはTPI(1インチあたりの山数)から計算します。

ねじピッチ計算:mmとTPIの相互変換

ねじピッチとは、隣り合うねじ山の頂点間の距離のことです。メートルねじ(ISO 261、M3〜M24シリーズ)はこれをミリメートル毎山で直接表しますが、インチ/UTSねじ(UNC/UNF、ASME B1.1)は代わりに1インチあたりの山数(TPI)を使います - これは距離ではなく数です。この計算ツールは、実測したねじ長さと数えた山数、または既知のTPIから不明な値を求め、結果を最も近い標準規格と照合します。

ねじピッチ計算ツールの使い方

  1. 計算モードを選びます - 実測したねじ長さと数えた山数を使うか、既知のTPIを直接入力します。
  2. 「長さと山数」モードでは、実測した長さと、その範囲で数えた山数を、選んだ単位で入力します。
  3. 結果としてピッチ(mm/山)、対応するTPI、そして許容範囲内であれば最も近い標準規格(例:M6や1/4"-20 UNC)を確認します。

ねじピッチの計算式

実測長さと山数からのピッチ:P = L / n。TPIはその逆で計算します:TPI = n / L(インチ)。両者は25.4mm/インチという定数で相互変換できます:P(mm) = 25.4 / TPI、TPI = 25.4 / P(mm)。

例:長さ20mmのねじ部分で20山を数えると、P = 20 / 20 = 1.0 mm/山 となり、これはM6の標準ピッチ(25.4 TPI相当)と一致します。1/4"-20 UNCボルト(20 TPI)を変換すると (1 / 20) x 25.4 = 1.27 mm となり、どのメートルねじ標準ピッチにも一致しません - これはインチねじであることを示しています。

コツ

できるだけ多くの山(理想的には10山以上)にわたって数えましょう - ピッチは小さな距離なので、測定する山数が多いほど数え間違いの誤差は小さくなります。ねじ山ゲージ(mmまたはTPIの値が刻まれた薄い歯型のブレードが並んだ扇形の工具)は、ねじ山にぴったり合わせるだけで済むため、目視で数えるより速く確実です。

日本では、このピッチの標準的なボルトの小売価格は通常、サイズ、材質、表面処理により1本あたり15円〜380円程度です。