ローリングオフセット配管計算

配管のローリングオフセット(斜め方向のオフセット)計算。真のオフセット・切断長さ・ランを算出します。

ローリングオフセット計算:切断長さ・ラン・真のオフセット

ローリングオフセットは、水平方向と垂直方向の両方に同時に障害物を避ける配管の斜め継手で、単一平面上のオフセットとは異なります。継手が斜めになるため、フィッティング間の配管長さは水平オフセットまたは垂直オフセット単独が示す値より長くなります。この計算機は水平オフセット、垂直オフセット、使用するフィッティング角度を入力すると、真のオフセット、切断長さ(墨出しと切断に使う長さ)、ランを算出します。

ローリングオフセット計算機の使い方

  1. 水平オフセットを入力します — 配管が避けなければならない横方向の距離です。
  2. 垂直オフセットを入力します — 配管が避けなければならない上下方向の距離です。
  3. フィッティング角度(22.5°、45°、60°、90°、または任意の値)を選びます。
  4. 真のオフセット、切断長さ、ラン、および該当するオフセット係数を確認します。

ローリングオフセットの計算式

水平オフセットと垂直オフセットは直角三角形の2辺のように組み合わさり真のオフセットになります:c = √(水平² + 垂直²)。切断長さは 切断長さ = c / sin(theta)、ランは ラン = c / tan(theta) で、theta はフィッティング角度です。

例:水平オフセット30cm、垂直オフセット30cm、45°のフィッティングの場合、真のオフセットは √(30² + 30²) ≈ 42.4cm。切断長さ = 42.4 / sin(45°) ≈ 60cm、ラン = 42.4 / tan(45°) ≈ 42.4cm。切断長さと真のオフセットの比(60 / 42.4 ≈ 1.414)は、配管工の間でよく知られる45°のオフセット係数です。

ヒント

墨出しと切断は必ず切断長さを基準にし、真のオフセットやランを基準にしないでください — 切断長さが2つのフィッティング間の実際の斜め距離です。

45°のローリングオフセットは係数(1.414)が覚えやすいため現場で最も一般的です。60°では狭い空間で切断長さを短くできますが、曲がりが急になります。

日本では、配管工が障害物を避けるローリングオフセットの加工・施工を行う場合、配管の口径や作業スペースによりますが、一般的に23,000円~75,000円程度の費用がかかります。