配線ボックス容量計算

配線ボックスの容量が電線本数・クランプ・器具数に対して十分かを規格に基づいて計算します。

免責事項

本ツールは概算の目安です。実際の施工前には、必ず電気工事士や地域の電気設備に関する法令・内線規程に基づく確認を行ってください。

配線ボックスには何本の電線が入るか

ジャンクションボックスや器具用ボックスには、内部の有効容積に応じて収容できる電線・器具・付属品の本数に法的な上限があります。ボックスに詰め込みすぎると、結線部やコネクタ周りに熱がこもり火災リスクが高まることが知られているほか、後日の修理や増設も大きく困難になります。この計算ツールは米国のNEC(National Electrical Code)314.16(B)条の容積割当方式を採用しており、電線の本数と太さ、クランプ・付属金具・器具の有無、接地線を入力すると、必要容積とボックスの定格容量を比較できます。

配線ボックス容量計算ツールの使い方

  1. ボックスに入る通電導体の本数と、その中で最も太いサイズ(AWG)を入力します。
  2. 内部ケーブルクランプ、支持金具、器具(スイッチやコンセント)がある場合は追加します -- それぞれが合計容量に加算されます。
  3. 接地線の本数とボックスの有効内部容積を入力すると、計算ツールが必要容積を合計し、この容量と比較します。

配線ボックス容量の計算式

必要容積 = (電線数 x 割当量) + (1 x 割当量、クランプがある場合) + (1 x 割当量、付属金具がある場合) + (2 x 割当量 x 器具数) + (接地係数 x 割当量)。「割当量」はNEC表314.16(B)による、ボックス内で最も太いサイズの立方インチ値です(例: 12 AWGで2.25 in³)。接地線は4本までまとめて1つの割当量として数えます。

計算例: 電線3本と器具1個、すべて12 AWG、接地線1本、クランプ・付属金具なし。必要容積 = (3 x 2.25) + (2 x 2.25) + (1 x 2.25) = 6.75 + 4.5 + 2.25 = 13.5 in³。18 in³のボックスなら4.5 in³の余裕があり、条件を満たします。

配線ボックス容量計算でよくある誤り

日本での一般的な例として、電気工事士に配線ボックスの容量確認とより大きいボックスへの交換を依頼する場合、費用はおおよそ1万5000円-5万3000円程度です。

  • この計算ツールは、電線・クランプ・付属金具・器具の割当量をボックス内で最も太いサイズを基準に算出します -- 太い電線が1本混ざるだけで、その電線自身の割当量だけでなく計算全体に影響します。
  • 器具(スイッチやコンセント)は常に電線2本分に相当する割当量として数え、1本分ではありません -- 電線だけならぎりぎり収まるボックスでも、器具を追加すると容量オーバーになることがあります。