配管重量計算

配管の重量を外径・内径(または肉厚)・長さから計算します。鋼管や塩ビ管の重量早見に。

配管・パイプの重量はどれくらい?

配管は長さだけでなく重量単位で購入・輸送・吊り上げされるため、鋼管、ステンレス管、銅管、PVC管の一区間が何キログラムになるかは、輸送費や揚重機材、構造荷重計算にとって重要です。この計算機は、外径、肉厚(または内径)、長さ、材質から中空管の重量を算出し、1メートルあたりの重量と、区間全体または発注全体の合計重量を求めます。

配管重量計算機の使い方

  1. 外径を入力し、肉厚と内径のどちらを直接入力するかを選びます(手元にある数値に合わせて選択してください)。
  2. 1本あたりの長さと必要な本数を入力し、密度リストから材質(鋼、ステンレス、アルミニウム、銅、真鍮、PVCなど)を選びます。
  3. 1メートルあたりの重量、1本あたりの重量、合計重量、概算の材料費を確認します。

配管重量の計算方法

配管は中空円筒なので、体積は外円の面積から内円の面積を引いたものに長さを掛けた値になります: V = pi x [(外径/2)² − (内径/2)²] x L。内径の代わりに肉厚を入力した場合、まず内径 = 外径 − 2 x 肉厚 として求めます。重量はその後、体積 x 密度: W = V x rho で計算されます。

計算例: DN50 (2インチ) Schedule 40の軟鋼管、長さ6m — 外径60.3mm、肉厚3.91mmなので内径 = 60.3 − 2 x 3.91 = 52.48mm — 軟鋼の密度7,880 kg/m3を使用。体積 = pi x [(0.03015)² − (0.02624)²] x 6 = 0.00416 m3、重量 = 0.00416 x 7,880 = 32.7 kg(この区間全体)、1メートルあたり約5.46 kgとなります。

実践的なヒント

日本の一般的な鋼管価格である1kgあたり約170円で計算すると、上記の例のDN50 Schedule 40の配管(32.7 kg)の材料費はおよそ5,560円になります(切断費や配送費は別途)。

  • 呼び径とSchedule(例: DN50 / Schedule 40)しかわからない場合は、肉厚を推測せずスケジュール表で標準肉厚を確認してください — 重量への影響は外径よりも肉厚のほうがはるかに大きくなります。
  • 定尺ではなくメートル単位で発注する場合は、推定本数を掛けるのではなく、1メートルあたりの重量(線密度)をそのまま使ってください。