換気回数計算(ACH)

部屋の容積と実測(または想定)風量から換気回数(ACH)を計算します。

1時間あたりの換気回数(ACH)はどう計算する?

1時間あたりの換気回数(ACH)は、部屋の全空気量が1時間に何回入れ替わるかを示す数値で、部屋の換気が本当に十分かどうかを確認するための重要な指標です。この計算ツールは、部屋の寸法と既知の風量(換気扇、通気口、ダクトの仕様値)から、実際に得られるACHを算出します -- 目標ACHから必要な風量を求めるCFM計算ツールとは逆の計算です。部屋の奥行き、幅、天井高、風量とその単位を入力し、必要に応じて部屋の種類ごとの目標ACHを選択すると、その目標を満たしているかどうかがわかります。

ACH計算ツールの使い方

  1. 部屋の奥行き、幅、天井高をメートルまたはフィートで入力します。
  2. 換気扇、通気口、ダクトの仕様値から既知の風量とその単位(CFM、m³/h、L/sなど)を入力します。
  3. 必要に応じて部屋の種類のプリセット(または独自の目標ACH)を選択し、計算されたACHが目標を満たしているか、下回っているかを確認します。

ACHの計算式

風量がCFM(立方フィート毎分)、体積が立方フィートの場合、ACH = (風量 x 60) / 部屋の体積 となります。メートル単位では、m³/hはすでに1時間あたりの値なので、ACH = 風量(m³/h) / 部屋の体積(m³) となり、これはCFM計算ツールの式のちょうど逆になります。

計算例: 4m x 3mで天井高2.4mの寝室の体積は 4 x 3 x 2.4 = 28.8m³ です。100 CFM(約170m³/h)の換気扇を使うと、170 / 28.8 ≈ 5.9 ACH となり、寝室の一般的な目標値である5.5 ACHを上回るため、十分に換気されていることになります。

一般的なACHの目標値

日本では、換気設備の診断と適切なサイズの機器の設置を依頼する場合、一般的な費用は約15,000〜60,000円です。

  • 寝室やリビングは通常5-8 ACHを目標とし、浴室やキッチンは湿気や調理の煙のためにより高い値(6-8 ACHおよび7-8 ACH)が必要で、業務用キッチンでは14-60+ ACHが必要になることもあります。
  • 計算されたACHが目標を下回る場合、換気扇やダクトがその部屋に対して小さすぎる可能性があります -- 窓を開けるだけで十分と考える前に、より高性能な機器や、短く/太いダクトの検討をおすすめします。