コンクリートブロック中詰めモルタル計算

ブロック塀の空洞部分に充填するモルタル量を計算。セメント袋数と費用目安も表示します。

コンクリートブロックの中空部を充填するにはコンクリートやグラウトがどれくらい必要か?

構造用・配筋されたコンクリートブロック(CMU)の壁は、垂直方向の鉄筋の周りの中空部をコンクリートやグラウトで充填する必要があります。通常は未充填のままにする間仕切り壁やフェンス壁とは異なります。この計算ツールは必要な充填量を算出します — 壁のサイズとブロックの寸法を入力すると、必要なブロック数、ブロック1個あたりの中空部の体積、そしてすべてを充填するのに必要な充填コンクリートの総量(および必要なセメント袋数)が表示されます。

コンクリートブロック充填計算ツールの使い方

  1. 充填が必要な壁の幅と高さを入力します。
  2. ブロックサイズのプリセット(例: 8x8x16インチ)を選択するか、独自のブロック、ウェブ、シェルの寸法を入力します。
  3. こぼれや余分な充填を見込んだロス率(通常5〜10%)を設定します。
  4. コンクリート配合比と1袋あたりの容量を確認するか、初期値を使用します。
  5. 充填コンクリート1立方メートルあたりの価格を入力すると、費用の概算が得られます。

充填体積の計算式

1ブロックあたりの中空部体積 = 内側の幅 x 内側の厚み x ブロックの高さ。内側寸法はブロック全体の見付け寸法から外側シェルとウェブの厚みを差し引いたものです。総充填体積 = 1ブロックあたりの中空部体積 x ブロック数に、ロス率を加算したものです。

計算例: 標準的な8x8x16インチブロック(実寸406mm x 203mm、ウェブ1インチ、シェル1.25インチ)で造る6m x 2mの壁(12m²)には146個のブロックが必要です。各ブロックの中空部はおよそ0.009m³(550in³)を収容するため、生の充填体積は146 x 0.009 ≈ 1.32m³になります。7.5%のロスを加えると、発注量は約1.41m³の充填コンクリートとなり — セメント:砂:砂利 = 1:2:3の比率で分けるとセメントは約0.236m³、1袋0.017m³換算で14袋になります。

全充填 vs. 部分(リフト)充填

すべての中空部を充填する必要はありません。多くの構造設計では、垂直鉄筋が入る中空部のみ — 例えば1個おき、2個おき、4個おきなど — にグラウトを充填すれば十分で、完全な中実充填は必要ありません。全充填は部分充填より3〜4倍のコンクリートを使う場合があるため、発注前に構造図を確認してください。

高い壁では、一度に打設する高さを1.2〜1.5m程度までのリフトに分け、各リフトが初期硬化するのを待ってから次を打設することで、一度の長い打設による静水圧でブロックのシェルが破裂するのを防ぎます。

1立米あたり約20,000円という日本国内の一般的な充填コンクリート価格で計算すると、このページの計算例——6m x 2mの壁、146個のブロック、ロス後で約1.41m³の充填コンクリート——は、コンクリート代だけで約28,200円になります(鉄筋、モルタル、施工費は別途)。