コーキング材必要量計算
コーキング材(シーリング材)の必要本数を目地の長さ・幅・深さから計算します。
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コーキング計算機:何本のコーキングが必要?
コーキング材は本単位で購入しますが、目地はメートル単位で測ります。そのため本数が足りず作業途中で切れてしまったり、逆に買いすぎて開封済みのカートリッジが次回使用前に硬化してしまい無駄になったりしがちです。この計算機は目地の長さ・幅・深さから総ビード体積を求め、購入するパッケージサイズに応じて本数(カートリッジ数)へ直接換算します。
コーキング計算機の使い方
- 目地の長さを入力します — シールする隙間の総延長です。
- 目地の幅と深さ(ビードの断面)を入力します(一般的なフィレットビードでは深さは幅とほぼ同じです)。
- 切断端の処理やならし作業での余分、使いかけカートリッジをカバーするためのロス率を追加します。
- カートリッジまたはソーセージパックのサイズと1本あたりの価格を選ぶと、必要本数と材料費の見積りが得られます。
コーキングの計算式を解説
ビードは細長い直方体のため、コーキングの体積は単純に長さ x 幅 x 深さです。このシリーズの計算機の多くと異なり、ここではロスを乗算ではなく除算で適用します:調整後体積 = 元の体積 / (1 - ロス率%)。したがって10%のロス率は体積を約11%増加させます。必要本数 = 調整後体積 / カートリッジ容量、切り上げて求めます。
計算例:長さ10m、幅6mm、深さ6mmの目地に10%のロス率を適用し、310mLカートリッジを使用する場合。
- 元の体積 = 10m x 0.006m x 0.006m = 0.00036 m³ = 360 mL。
- ロス率10%を適用:360 / (1 - 0.10) = 400 mL。
- 400 mL / 310 mL(1本あたり)= 1.29、切り上げて2本。
プロのコツとよくある間違い
幅が約10mmを超える目地や、メーカー推奨より深い目地には、まず発泡バックアップ材(バッカーロッド)を隙間に詰めましょう。コーキングが目地底面に接着するのを防ぎ、正しい砂時計形のビード断面を保ち、深さ全体を無垢で埋めるよりも使用量が明らかに少なくなります。
日本の価格での計算例:幅・深さ6mm、長さ10mの目地(ロス率10%、310mLカートリッジ使用)には2本が必要です。1本あたり約1,100円とすると、作業全体でコーキング材代は約2,200円になります。
- 「コーキング」と「シーリング材」は同じ意味で使われがちですが、コーキング材(アクリル系)は一般的に硬化後も硬く塗装可能で、動きのない室内目地(幅木、見切り材)向けです。一方シリコン系・ウレタン系シーリング材は硬化後も柔軟性を保ち、浴室や伸縮目地、屋外の隙間など動きや水濡れのある目地に適しています。


